プレパパ・プレママ

新型出生前診断(NIPT)についての体験談と葛藤

オトントコ

都内で働く育休中の1児のアラサー父。 子育てで知って良かった情報発信や、これから子どもを考えている、夫婦で協力して子育てをしていきたい方へ少しでも情報の助けになれば幸いです!

どうも、新米パパです。

今日は少しセンシティブな話題ですが、私たち夫婦も受けた新型出生前診断(NIPT)について記載したいと思います。

命の選別だなど、様々な意見があると思いますが、いち意見として参考になれば幸いです。

新型出生前診断(NIPT)とは

NIPTとは妊娠10~16週に採血を行い、21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーについての可能性を調べる検査です。

こちらで陰性になった場合は、過去のデータによると99.9%の確率で陰性です。陽性判定が出た場合は97.3%が陽性的中で2.7%が偽陽性だったとのことです。

新型出生前診断(NIPT)のメリット・デメリット

◾️メリット

・胎児へのリスクが少ない

・妊娠早期に胎児の状況を知ることが出来る

血液検査で知ることができるので、胎児へのリスクは低く、自身の子がダウン症などの確率が高いのか、低いのかを早いうちに知ることで備えることが出来ることはメリットとなります。

◾️デメリット

・検査費用が高額

・陽性となったとしても確定ではないため、確定検査を受ける必要

一般的には検査費用が20万円前後が多く、例え陽性となったとしても、この検査で確定診断は出来ず、別検査を行う必要があります。

新型出生前診断(NIPT)を受けた理由

受けること自体に賛否両論があると思いますが、私たちが受けた一番大きな理由はダウン症などの可能性があるならそれを早く知ることに越した事はないと考えていたからです。

表現の仕方が難しいですが、もし陰性なら不安要素が少なくなりますし、陽性なら心構えや準備が出来ると思い受けました。

新型出生前診断(NIPT)を受けた感想

結論、受けて良かったです。

費用は少し安めのところを探し10万円以内で収まり、陰性となったため不安を少しでも取り除くことが出来たことは、初産で不安が多かった私たち夫婦にとっては、非常に大きなメリットでした。

陰性で良かったのですが、シビアだなと感じたことはもしNIPTで陽性になった場合、考える時間が少ないことです。

◾️検査可能周期(結果出しまでの期間)

NIPT:10週〜16週(1,2週後)

絨毛検査:10週〜13週(2,3週後)

羊水検査:15週〜18週(3,4週後)

もしも中絶を選ぶとしたら21週6日までに手術を行わないといけないため、その予約なども考えるとあまり考える暇なく手続きをしていけないとなりません。

今後晩婚化が進み、高齢出産リスクも高くなればなるほど周知されなければならない情報ですが、倫理的な観点もあり中々周知が進まない現状かと思います。

少しでも参考になれば幸いです。

-プレパパ・プレママ